これはサンランド・バオバブであった
アフリカ大陸のバオバブ(Adansonia digitata)の古木が、謎の大量枯れ死とのニュースがありました!
「Nature Plants」6月11日号によると、この12年間(2005-2017年)に古木13本の内5本、大樹6本中5本が枯れ死や部分崩壊しているとのこと。 原因究明はこれからですが、気候変動の影響かも。
枯れた古木地域は、ジンバブエ(3本)、ナミビア(4本)、南アフリカ(5本)、ボツワナ(1本)、ザンビア(1本)、モザンビーク(1本)と広範囲。
その内、大樹3本は特記していました。
① ジンバブエのパンケ(Panke):
聖なるバオバブといわれ、樹齢2429年(14Cによる測定)と一番の古木。
2011年、幹が次々と倒壊し、枯死。
② ボツワナのチャップマン バオバブ(Chapman's Baobab):
デビット・リビングストンのイニシャルが刻まれていた周囲25.9m、樹高22.6m、樹齢1381年。2016年1月7日 一斉に幹6本が枯死。
3. 南アフリカのサンランド・バオバブ(Sunland Baobab, Platland tree):
周囲31.71m、樹高18.9m、樹齢978年。 観光客に大人気でしたが、2016、17年に大きな幹部分が倒壊し、枯死。
このシール切手(2016年発行)の図柄は、リンポポ県ユネスコ エコパーク(生物圏保存地域)のヴエメVhembe Biopshere。 刻印された生物群の中にバオバブの樹(キリンの右隣)。 これがサンランドのバオバブでした。
以上
栽培したことも、見たことも無いバオバブですが、死ぬまでに一度は現地に訪れたいバオバブ大樹の話題でした。


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