硫黄島のサイザル園
今日は終戦の日ということで、太平洋戦争激戦地の”硫黄島 さいさる園”の絵葉書のことです。
大正から昭和初め頃に発行された絵葉書には、リュウゼツラン科サイザルが栽培されている様子が写っておりました。
サイザル麻としてロープ、袋用?
しかし、硫黄島 小笠原村公式サイトでの「硫黄島クロニクル~島民の運命~、2016年」の中でも、産業、農業との関連は見いだせず、”島の草花欄”にリュウゼツランが戦前に持ち込まれていたという説明ぐらいでした。
ともあれ、島の歴史、硫黄採掘、サトウキビ、コカ栽培、トビウオ漁、日常生活、戦争などから、絵葉書が発行された時代を振り返ることができました・・
そして巻末写真まで見ると、なんと・・・擂鉢山からの眺望中央には、高く花茎を伸ばしたサイザルが写っていました。
その絵葉書の子孫が生き延びているのだな~と、何となくホットしました。
ご訪問、どうもありがとうございました。
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