パキポディウムの新たな病気、褐色変!
パキポディウムの実生栽培していて、最近あった深刻なトラブル症例です。
植替え時の根のダメージや水不足による小苗の萎れで消滅することはありましたが、二種で部分的に腐る失敗をしました。
*Pachypodium saunderisii
これはサウンデルシー(白馬城)、 実生以来元気に太っていたのですが、表皮が茶褐色に変色!
自然治癒するだろうと様子見していたら、徐々に下部に変色域が下がってきてしまった。
触ると柔らかく軟弱! ・・・切開すると内部は褐色ジェル状。 ・・・溝状の痛んだ内部を掻きとって行くと、ついに塊根下部まで。
シェ~!!というしかありません。
どうやら腐る病原菌液が垂れ下がった雰囲気。
水洗いして、乾燥させて殺菌剤ジマンダイセンをタップリ塗布しました。
★゜・。。・゜゜・。。・゜
同じように実生ロスラーツムにも茶褐色のあばた!
*Pachypodium rosulatum
これも同じ症状! 柔らかい褐色内部をほじくると、大きく穴が開いてしまった。
格好悪く今後どうなるか予測不能。 表面が皮膜で覆われるまで、注意して管理したい。
それにしても発症の起因? 刺で傷つき、菌が増殖したと疑っていますが・・・
パキポの剪定時には、殺菌剤トップジンペースト塗布していたのは正解だった。
以上、
今まで、大きなトラブルもなく生長し、安心しきっていましたが、突然こんなことが起こるなんて!
早期発見と対処する決断が大切ということですね。

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