伊豆と丹沢の化石の話を聞く
マニアックな地元ネタになります。”伊豆半島は南から来た火山の贈り物”ということを確かめに、昨日、静岡市の「ふじのくに地球環境史ミュージアム」の講演会に出かけました。
”伊豆半島と化石、海洋発半島行の移動を探る”テーマで、三人の専門家による基礎から最新話題を、化石と発見現場写真等で紹介する貴重な内容でした。
約1500万年前の海成地層(湯ヶ島層群)中の石灰岩は、熱帯気候のサンゴ礁でできた岩石で、アオサンゴ、マツザキサザエ等の巻貝、オウムガイ、石灰藻球、底生有孔虫などが産出されているとのこと。
500万年前、本州に衝突した丹沢にも枕状溶岩、サンゴ石灰岩、オウムガイなどが出土しているとのこと。
今迄、修善寺下白岩産の径数ミリの有孔虫化石を見たことがありますが、今回は数センチのサザエなどの巻貝。 やはりインパクト違います・・・伊豆は熱帯の海底だったと実感!
参加者には化石の石膏レプリカお土産付き。写真はマツザキサザエとギンタカハマ。
以上
(補足)このミュージアムは開館して3年。以前の学校教室を利用し、岩石、魚、虫、植物など整然と展示。下田にペリーが来航時、持ち帰ったサンマ標本で、新種と認定されたとのこと・・・そうなんだ!と勉強になること盛りだくさん。
サマーシーズンでは、お子さんとの工作、研究、お勉強する企画が多数用意されていました。
🏪ご訪問、ありがとうございました😃
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