ドングリLitho•••edulis、メセン繋がり
今日は快晴だけど強い西風ゆえ、リトープスなどの多肉類は避難中。それゆえ、マニアックな地元ネタです。
東レ三島工場の「鎮守の森」脇を散歩中、大きなドングリを拾いました! 何?
葉、ドングリの大きさ、ロケット形、底の凹み、特に花軸についた様子から、ブナ科マテバシイと判りました。
学名はLithocarpus edulis(Makino) Nakai(1920).
日本固有種!、命名者もすごい! そしてLitho・・・殻が石のように固く、虫に食べられない。 だけど食べられるedulis、渋みが少なく縄文時代の食糧だったとのこと(栗のようで美味しいらしい)。 なるほどね、ドングリも色々あるから食べる時気を付けないと。
’carpus'は果実という意味・・・
そうか! 南アのメセンCarpobrotus edulis、薬用やジャムSourfig Jamに使われているのと同じ由来なんだ! と親近感を覚えました。もう忘れません。
ということで
拾ったドングリの名前から、先人たちの活動を知り、そして、ちょっぴり多肉趣味と繋がった事が嬉しいです。
*この森は横国大宮脇教授(当時)指導により、箱根や三島大社、龍沢寺からドングリを従業員が拾って育てたとのこと。もう50年、30メーター位立派に育っていました。
*薬用メセンCarpobrotus edulisについての記事は、こちら。
*クリックで拡大します。
☀ご訪問、どうもありがとうございました😃
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