大雨で”鮎壺の滝”のシンボル岩が落下
伊豆半島ジオパーク””鮎壺の滝”のマニアックな地元の話題です。
梅雨前線停滞に伴う7月3日の大雨で黄瀬川は増水し、避難指示が発令されました。 沼津市では住宅の流失、黄瀬川大橋の橋脚が落下被害。熱海市伊豆山では大規模土石流が発生しました。
1週間後、”鮎壺の滝”は依然として普段より水量が多いのですが、岩が東側に集まり川筋が変化。滝上では、溶岩が剥がれ落ちていました。
今回は、個人的に注目していた滝涯上の溶岩が、半分に割れて落下しまった話題。
*滝横から左(20/8/4)、大雨後は右(21/7/11)
上の写真は、滝横から眺めた景色、大雨前後の様子。 黄丸印の稠密な岩が、ひび割れに沿って落下しました!
*鮎壺の滝の絵はがき(「伊豆三島 富士見の瀧」 明治43年11月28日押印実逓便)
この絵葉書は、同じ場所からの110年前の姿。この三角形に張り出した岩が目立っています
これは滝下から仰ぎ見、張り出している姿を撮ったもの(2018年3月)
そして現在、真正面からの姿です。黄褐色部分の剥がれた跡が痛々しいです。
この無残な割れ口が滑らかになるのは何十年、何百年後?
ということで
大岩も動いた大雨被害の様子を、これからも報告したい。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
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