« 2021年9月 | トップページ | 2021年11月 »
実生4年目になる神笛玉フレデリッキーが初花を迎えた。
リトープスの最小小型種ゆえ、どれほど小さいかと思っていたら、
*Lithops dinteri subsp. frederici 、2017年実生
・・・それなりに大きな黄花だった。
1バッチ、29苗の仲間が未だ健在なので、来年はお花畑かも。
*どれほど小さい苗か、昨年の8月の姿は、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
少しづつ気温が低くなり、パキポディウムの葉も紅葉や落葉し始めています。
この恵比寿笑い(白花、黄花)の葉も、それぞれ変化。
中で目立つのは、右下の黄葉・・・レウコキサンツムとして実生したが、エブルネウムのような幹で、今季白花が開花。
この落葉の時期でも、違いが現れていました。
右上、艶々の葉を維持している苗は黄花だが、元気過ぎます。
これから更に落葉し、白い幹になると、個性的な姿が露になって・・・種々の場所から種子を購入した結果ですが・・・
もう一人前の姿で成長して欲しいと、なすがままの境地になっています。
*エブルネウム似の花は、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
ディンテランタス妖玉(D. microspermus ssp.puberulus)の蕾も順調に伸び、開花し始めてきました。
薄いピンクも混じった白花。
非対称の花ゆえ、弱弱しい感じを受けますが・・・
そのうち、ピンク色が濃くなって、結構長く開花し続けます。
今季は三本伸びていますので、当分鑑賞することができます。
なお、同期の稜耀玉も開花中です。
*妖玉の前回記事(蕾発生)は、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
神笛玉系リトープス フレデリッキー(Lithops dinteri subsp. frederici)に蕾が見えだしました
リトープス最小型種、実生4年目の大変化。
二重脱皮の形態ですが・・・黄花、どのくらい小さいかな~。
小さな頂面の斑点や赤い線などで個性を発揮。
集団の魅力、分頭はいつかな。
*実生以来3回目の登場、前回記事(クロヒラタアブが止まる)は、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*画像はクリックで拡大します
先月末、リトープス種子と同時に蒔いた、おまけ種子Delosperma sawdahense(沙地桜)の様子です。
ほぼ発芽は終盤、早いものは、子葉から本葉が出始めています。
キラキラしている双葉を拡大してみると・・・水を貯めこんだ、初々しい突起が沢山!
ミクロの世界は新鮮、衝撃だった!
花は薄紫美花のようで、来年はバザーに出せるかもしれない。
ところで、最近見つけられたとかで、”Mesembs of the world"には掲載されていなかった。
デロスペルマの生息地を見ると、大地溝帯のようにアフリカ大陸を横切り、イエメン、アラビアまで伸びていた。
私にとって初めて、端っこサウジアラビア原産ということになった。
あ!それで、”さうじさくら”なんだ。勉強になった!
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
自家採種のリトープスを蒔いて三週間、気温が低下し始めるとともに、少し動き始めました。
写真はコールオルムSH1500。ポツポツと発芽し始めている様子です。
親には蕾、いい季節になってきました。
さて、この遅い発芽は、10月になっても夏日が続いていたことと関係しているのではないかな~。
一方、同じような自家採種でも、遅れて蒔いた紅大内玉や、アミコルムTS67(写真下)などは、すぐ発芽。
・・・種によって発芽温度が微妙に違うことを示しているかも。
今まで機械的に、9月下旬に蒔いていたけれど、来年は気温低下を確認してからにしよう・・・等と小さな子葉を見ながらブツブツ・・・楽しんでいます。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
花が咲き始めた苗もある一方、数が増えてボリューム感一杯の苗も魅力。
きょうは、花はあまり期待できませんが、その群生状態を眺める苗の様子です。
最初は10頭立て繭型玉C163(単頭から11年)。大型種ゆえ、鉢を考えるとこの程度で十分。
大きな白花をつけます。
一方、同じ10頭でもグレー招福玉C250は小さくまとまってます(実生7年)。
日焼けして一部消失してしまった。小さな黄花。
11頭のオリーブ玉C55は、今季分頭して大台へ(単頭から11年)。
黄花も偶に咲きます。
ベスト3は14頭の花紋玉(実生14年)。濃い紫の枝模様が特徴です。白花。
ベスト2は18頭の大津絵(実生14年)。花は咲かず、緑一色。
分頭一筋でも小型の苗なので管理しやすい。
ベスト1は定位置の不明種(実生14年)。とうとう20頭になりました。
これも分頭一筋、花は咲かないが、黄色の山で満足。
ということで
増えたり減ったりしながら増えた多頭苗、上に伸びた今季の姿でした。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
”鮎壺の滝”に訪れる野鳥シリーズ、マニアックな地元ネタです。
この滝の河原では、季節ごとの野鳥を観察することができますが・・・絶対数が少なく、ゴロゴロした岩によって、中々見つけることは難しい。
この60センチくらいにもなる留鳥、ゴイサギでも餌場が分からないとなかなか。
岩陰で、小魚が来るまで・・殆ど動きません。
今回は、捕(撮)るまで待って、やっと。満足顔。
すると、急に動いたゆえか? 肩が凝った?のか面白ポーズ
そして、また小魚を狙う。
ということで、嘴も黒くなり、少し大人になったゴイサギ、小魚捕まえた表情でした。
*ゴイサギの前回記事(アオサギと牽制しあう8月下旬)は、こちら
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
先月植え替えたばかりのリトープス。すでに何株か開花し始めています。
昨年に開花株となり、殆どの苗が分頭したL.terricolor、C132(2015年実生)にも黄花。
頂面の暗褐色に黄花が映え、薄赤色の雌しべも中々。
夕暮れ時ゆえ、十分開いていませんが。
そこで、急遽実生することに・・・偶々、実生中のセル一つが空いていたので。
どうなるか分かりませんが、数年後の楽しみの種です。
*昨年の初花は,こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
昨日は発芽待ち遠しいリトープスでした。
きょうは1年前に自家採取の種子を蒔き、先月植え替えたリト4種の様子です。
紅大内玉は大小まばらですが、皆一丁前の紫の姿になっています。
花紋玉系朱唇玉(トップレッド)は、帳面の色や模様に差はありますが、親似の一面赤褐色の窓を期待。
今のところ順調なんですが、半分育てば良いぐらいに思っています。
こちらの福寿玉系は、ヒョロヒョロ苗だけど丈夫そう。期待しているのは色が薄いタイプとか、帳面外縁が明るいリング状を示す苗。
それらしき様子が数個、次の脱皮が本番。
こちらは麗紅玉ゾロ。ゆっくりだが、着実に生長しています。これからは脱皮の都度変化する窓模様が楽しみです。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました
リトープスの種を蒔いて10日過ぎましたので、現状報告。
購入種子レッドオリーブ玉は、写真のように発し、緑の子葉。発芽100%順調。
一方、自家採取の目玉種子、雲映玉、赤花朝貢玉、コールオルムは全く動きなし!
おかしいな~と、1週間前にアミコルムと紫李夫人(Bacchus)の新鮮種子と、昨年の紅大内玉保存種子を追加で蒔いた結果・・・
紅大内玉は2,3日後、アミコルムも現在発芽中。
昨秋は新鮮種子の紅大内玉、福寿玉系、花紋玉系種子はすぐ発芽したけれど、麗虹玉ゾロは一月位かかった。
未発芽の種子は痛んでいるわけではないようだし、じっくり待つつもり。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました
地域の歴史研究、マニアックな話題です。伊豆半島ジオパーク”鮎壺の滝”の古絵はがきについて。
鮎壺の滝は、”富士見の滝”と呼称されるくらい、ここから望む富士山は絶景なんです。
貼付、古絵はがき(1/3罫線)のタイトルは、これを裏付ける”(富士十勝)東海道三島驛鮎壺の瀧より見たる富士”。
さらに、”富士裾野演習記念 近衛歩兵第四連隊 大正五年六月”の記念印も!
以前、同構図の絵葉書(1/2罫線)を入手していたんですが、大正8年以降に発行されたコピー版ということが分かりました。
なお大正5年ごろは、滝を望むこの場所は遊興施設”三島園”から実業家・安生慶三郎氏管理に移っております。
他の”富士十勝”は、”東海道薩陀峠隧道より見たる富士”、甲州御林より見たる富士”、”大宮より見たる富士”、”甲州山中湖畔より見たる富士”、東海道足柄山より見たる富士”、”東海道田子の浦より見たる富士”、”東海道富士川より見たる富士”、”東海道吉原より見たる富士”、”東海道岩松村より見たる富士”となっていました。
ということで
東海道三島驛(現御殿場線下土狩駅)も記載されており、100年前の当地の雰囲気を感じさせる一枚でした。
* 同構図の絵葉書に関する話題と虹の架け橋(3年前)は、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
一昨年から仲間入りしたケープバルブも植え替え終了。
アルブカ コンコルディアナやスピラリスそしてフリズルシズルの三種のみだが…これが土の中は大変なことに。
昨年開花したコンコルディアナの球根は大きなりすぎ。小さな球根が沢山あるのは結構だが・・・。
写真は実生2年のコンコルディアナの新芽、今期開花するのではないかな。
一昨年実生し、昨年開花したスピラリスは、皆元気過ぎて間引きせざるを得なかった。
さらに、元々大きな球根のフリズルシズルも間引き、世代交代で対応せざるを得ません。
写真は小さな球根からでた一本の新葉と雫。
ということで
バザーでもあれば良いんですがね~
数鉢程度が華と分かったアルブカでした。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
リトープスの植替えも終わって一息、苗の膨らみ具合を眺めて気が付いたこと。
繭形玉系エリーザエ(Lithops marmorata v. elisae、C251)の鉢に、様子が違う苗があった。
ベージュ色の大型種に混じって、緑色で島も少なく、影が薄い苗!
実生以来7年、初めて登場しました。
ということで
他苗より小さく、掴まえ所が少ない苗。分頭してやっと一人前扱いされました。
* リトープス繭形玉の前回記事(昨年3月 分頭)は、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。