絵はがき・富士十勝の”鮎壺の瀧”
地域の歴史研究、マニアックな話題です。伊豆半島ジオパーク”鮎壺の滝”の古絵はがきについて。
鮎壺の滝は、”富士見の滝”と呼称されるくらい、ここから望む富士山は絶景なんです。
貼付、古絵はがき(1/3罫線)のタイトルは、これを裏付ける”(富士十勝)東海道三島驛鮎壺の瀧より見たる富士”。
さらに、”富士裾野演習記念 近衛歩兵第四連隊 大正五年六月”の記念印も!
以前、同構図の絵葉書(1/2罫線)を入手していたんですが、大正8年以降に発行されたコピー版ということが分かりました。
なお大正5年ごろは、滝を望むこの場所は遊興施設”三島園”から実業家・安生慶三郎氏管理に移っております。
他の”富士十勝”は、”東海道薩陀峠隧道より見たる富士”、甲州御林より見たる富士”、”大宮より見たる富士”、”甲州山中湖畔より見たる富士”、東海道足柄山より見たる富士”、”東海道田子の浦より見たる富士”、”東海道富士川より見たる富士”、”東海道吉原より見たる富士”、”東海道岩松村より見たる富士”となっていました。
ということで
東海道三島驛(現御殿場線下土狩駅)も記載されており、100年前の当地の雰囲気を感じさせる一枚でした。
* 同構図の絵葉書に関する話題と虹の架け橋(3年前)は、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
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