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最近、クロモカード(クロモス)というものを入手した。ドイツの科学者フォンリービッヒが発明した牛肉エキスの濃縮スープの販促カードとのこと。リービッヒは高校時代化学で知ったリービッヒ冷却管の人です。
多種多様の石版印刷カードが発行されているようですが、今回はサボテンに関する6枚1組のカードで、1907年イタリアから発行されたものです。
内1枚はウチワサボテン(Opuntia ficus-indica)につく、エンジ虫の採取風景を描いたものでした(場違いな?濃縮スープの瓶詰も)。
エンジ虫のオス、細長い有翅の赤い姿を初めて知りました。
雌のカイガラムシを乾燥させ、コチニール色素(カルミン酸)を採取するわけです。
ところで、絵に描かれた土地は何処なんだろうか?
ペルーが主要生産国(84%程)で、ついでカナリア諸島(Las Palmas)となり、エクアドルやチリ、ケニア、西インド諸島でも生産している。
赤い帽子やスカートの民族衣装、モスクらしき建物は、ペルーではなさそうだが、何処の国なんだろうか?
ということで
エンジ虫に関する100年以上前のカードからの話題でした。
*ペルーのエンジ虫の切手については、こちら。
カナリア諸島のサボテン、コチニールについては、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
デロスペルマ サウダヘンセ(Delosperma sawdahense 沙地桜)実生苗の様子です。
密集しそうなので、先月植替えました。糸くず上の細根で、大丈夫かな~と思っていたら、意外に元気。
毎日、水を絶やさず、日に当てていたら、脇芽がもう発生していました。
葉が増える前に植え替えて正解でした。
葉一枚一枚は小さく、か細い感じですが、春になれば、それなりの姿になるはず。
*前回(11月中旬)の鉢内の様子は、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。