サボテンの華

  • Lobivia aurea v shaferi R151
    サボテンの花や棘などの写真集です。 異空間の魅力を覗いてみました。 どうぞ。

サボテンと生き物

  • 蟻とタヨペンシスの花
    サボテンや多肉植物に集まってきた昆虫などの写真です。 小さなフレームですが、色々な生き物と遭遇しました。

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パキポのグラキリス実生苗の初花

朝早くから子苗のパキポディウム グラキリス(Pachypodium rosulatum ssp.gracilius)が開花してきました。

実生二年の小さな黄花です。

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初花記念に測ると、2センチ径、花茎14ミリ。

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ロスラーツムなので、もう少し花茎は伸びると思ったのですが、楊枝より細い精一杯の姿、ありがたいことです。

鉢底に白い新根が出ているので・・・植替えそろそろ。

以上

*初蕾の状態(1W前)は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

地久丸の黄花と赤褐色の稜

軒下サボテンの地久丸が咲きだしてきました。

赤褐色の稜の中に輝く黄花・・・

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良い感じなんですが、花弁が輝きすぎのようだ。

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南部アフリカのバオバブの受粉仲介者はオオスカシバが関与か

趣味の多肉植物切手の話題。貼付シートは、南アのバオバブ専門家サラ ベンダー博士(Dr. Sarah venter)とボツワナ国立博物館が協力して発行したものです(2022年12月8日)。

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シートにはオオスカシバ(Hawk moth)がバオバブの花の蜜を吸う姿が描かれています。受粉仲介者は、東アフリカや西アフリカのオオコウモリ(fruits bats)とは異なることを示しています。

各切手図案、2プラ(pula)は、グリーンのバオバブ:探検家グリーン兄弟が樹皮に日付(1828-1859)を刻んだ。塩田ガシャパン(Gatsha Pan)にある。

7プラ切手:ベインス(Thomas Baines)のバオバブ(Baine's baobab)。クディアカム塩田(Kudiakam)北東部に自生。樹齢千年。

9プラ切手:クブ島Kubu islandのバオバブ。最近紹介したマカディカディパン(Makgadikgari Pan)の花崗岩上に自生しています。

10プラ切手:カサネ刑務所Kasanaとバオバブ郵便局の様子とのこと。このバオバブの場所は、鉱山労働者の募集ステーション、囚人輸送公用車両と郵便配達の発着場として利用されていたとのこと。バオバブの木の空洞は独房として使用され、窓や換気孔の様子も写っています。

オーストラリアのバオブでも独房として使われたとのことですが、・・・

ともあれ、バオバブの木を眺めると、心が落ち着きます。

*べインズのバオバブ切手についての前回記事(2019年2月9日)は、こちら

*クブ島のバオバブ切手についての前回記事(2023年3月27日)は、こちら

*オーストラリア ダービーのBaob prison treeの話題については(2008年9月3日)、こちら

エビサボとホロンベンセの花にハナバチ

軒下エビサボテンのモリカリー(Echinocereus vireckii ssp morricalii 、2012年実生)が開花中です。

花色が濃い苗が目に付いたので、覗くと蜂が花粉を集めていました。

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良い景色だな~と、

今度はパキポのホロンベンセの方をみると・・・

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動かない蜂! 葯外皮の隙間に挟まれていました。

このホロンベンセの場合、毎年のことですが、こうなる理由があるんだろう。

*ホロンベンセにモンシロチョウがトラップされた前回記事は、こちら

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遊歩道脇でサナエトンボ

鮎壺の滝脇の遊歩道を上流に向かって散歩中、目に前を飛び去る影

トンボだった。5月にトンボ!・・・この歳になって初体験です。

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近くに止まったので撮れたが、小さなトンボだし、未熟個体ゆえか黄色や黒色が薄く、全体はボヤっとした雰囲気。

必死に調べて、ダビドサナエかな。

ともあれ、幸運であった。

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オレンジ色の小花です

ロビビアの大輪花も咲いているんですが、目を惹いたのはレブチアの小花です。

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実生六年になるレブチア シモニアナ(Rebutia simoniana WR739)。

雄しべの影が良いな~

四年ぶりに再登場です。

*Rebutia simonianaの前回記事(2020/5/16)は、こちら

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リトープス多頭苗の様子

現在、順調なリトープスは脱皮も一段落し、夏まで充実という段階に入っています。

この段階で、多頭苗(古い苗、実生16年)のベスト1,2の現状です。

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この大津絵は、小型で花も咲かないタイプ。その分前回(2021年)より増えて20頭立て、数で勝負です。

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こちら花紋玉系リトも花を見たことがない21頭立て。

てんこ盛りの橙色が魅力です。

ということで、やっと色艶よくなってきたリトープス多頭苗の様子です。

*これらを含めた多頭建ての前回記事(2021年10月)は、こちら

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グラキリス小苗の小さな蕾 黄色くなる

一昨年実生した、小さなグラキリス(Pachypodium rosulatum ssp. gracilius)の初芽は、小さな黄色い蕾になっています。

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変色したから落蕾ということでもなさそうだし、じっくり待つしかありません。

早く植え替えたいんですがね~

*グラキリスの前回記事(5月上旬)は、こちら

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カステラ”亀鶴姫”を購入

伊豆半島ジオパーク”鮎壺の滝”には伝説”亀鶴観音”があるので、沼津市大岡の潮音寺の石碑”亀鶴観世音菩薩碑”を見に出かけた。

傍の老舗和菓子店”光来堂”にも立ち寄り、バターカステラ”亀鶴姫”を記念に購入した。

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その際、会長ご夫妻から沼津~三島間の軌道線・チンチン電車のこと、店前の黄瀬川停車場や長沢車庫などのお話を楽しくお聞きできました。

次の和菓子の日には、チンチン電車の写真を持参し、”源氏双柿”かな。

以上

<追記>

後日、黄瀬川停車場の写真を渡しに行きました。確認を受けた所、この家!、この車!ということで大変喜ばれました。

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取り込んでいた軒下サボテンの開花

前日から雨に当たらないよう移動していた軒下サボテンが開花しました。

ロビビア マキシミリアナ ビオラケア( Lobivia maximiliana v. violacea、 WR735)。

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こじんまりした薄紫色二輪です。

実生12年経過しても盛んに子吹き、元気です。

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

グロテスク、可憐と清楚な花三種

伊豆半島ジオパークの“鮎壺の滝”付近の散歩途中で見つけた花三種です。

法面の雑草に埋もれたニセアカシアかなと思っていた苗木に、尻尾のような花穂が伸びていました。

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マメ科のイタチハギ(鼬萩)という名前も色合いも不気味な種でした。

ついで、公園内に回ると足元に可憐な白花。

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単なるニワゼキショウではなく、セッカニワゼキショウ(雪花庭石菖)でした。

こ開花時期で、初めて気が付きました。踏みつけていてゴメン。

さらに遊歩道を上っていくと、斜面雑草中に白いレース模様の見事な一輪!

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ヨーロッパ原産セリ科のオルレア! これも初見。

花の不思議な仕組み!なかなか面白い。

そして、清楚で涼やかでした。 

これでイタチハギの残像が中和されました。

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今年も一輪 軒下トリグロチディアツス

軒下エビサボテンのトリグロチディアツス(Echinocereus  triglochidiatus SB1067、2010年実生)の様子です。

4月には三株に赤い蕾が覗いていましたが・・・二株は数ミリだけ伸びて萎れてしまった。

蕾発生段階は、鉢を動かさず、水やりもしない静置状態ですが、結局、今夕の一株のみ。

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しかも例年開花する苗でした。

体力だけの問題でもなく、開花に至る要因はなんだろう。

花はスッキリ。

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

軒下サボテンの黄花三輪です

軒下サボテンのロビビア シーリアナ(Lobivia schieliana v. leptacahtha ES144、2011年実生)は、三輪開花中です。

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フレーム内で、ひょろ長くなり、見苦しいので外に出しています。

その結果、鼠色の幹になって、さらに見苦しい。

それでも、他に負けずと美花三輪です。

*ご訪問ありがとうございました。
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小さな紅大内玉の分頭

他のリトープスに遅れて(Lithops optica "Rubra" 自家採種)が脱皮中です。

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四年前(2019年)の実生苗の鉢では、12苗中8苗が分頭。

昨年分頭したものも含めて、全て二頭以上の顔になりました。

しかし、それぞれが小さな苗。

心配の種は尽きません。

*赤くなった幼苗の初回脱皮の様子(2020年1月23日)は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

どうなるパキポの白花

五年前に実生したパキポディウム(Pachypodium)の白花、太い花茎を伸ばして元気に開花中です。

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生長が早く、エブレネウム(P. ebuuneum)と思ってます。

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こちらの4つの子苗は、レウコキサンツム(P.brevicaule ssp.leucoxanthum)という購入種子を一昨年実生したもの。

生長ゆっくり、白花かどうかの決着が待ち遠しい。

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こちらも植え替えたばかりの昨年の実生苗、白花恵比寿笑い(自家採種)。

こちらは気長に。

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

遊歩道に水生昆虫・フタツメカワゲラ

”鮎壺の滝”の遊歩道を散歩していると、見慣れぬ虫を発見。

ドクダミの葉を慌ただしく歩き回っていました。

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渓流に住むカワゲラの一種、フタツメカワゲラでした。

セキレイやカワガラスが川虫を探っている光景は良く見かけますが・・・

写真はカゲロウとトビケラの幼虫をくわえた子育て中のセグロセキレイ。

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ということで、川の小石の下に住む、普段見慣れぬ水生昆虫に焦点。

*カワガラスの子育て風景は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

軒下サボテン、オレンジ色の美花です

今朝開花した実生12年になるロビビア ロツシーLobivia pugionacantha v. rossii VZ072a、オレンジ色の大輪花です。

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くすんだ幹になっているので、一層鮮やかに映えています。

ボリビア3800mの高地で咲いている雰囲気です。

*ロツシーVZ0702aの前回記事(三年前の三輪美花)は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

今年も恵比寿笑いの白花

パキポディウム恵比寿笑いの白花が開花してきました。

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7年前、ホームセンターで購入した子苗が白花だったものです。

もう結構な貫禄です。

さて、この株の子。

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昨年蒔いた実生苗、元気に葉を伸ばしております。

そろそろ、植替えしたい。

*恵比寿笑い白花の子苗の前回記事は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

パロディア金晃丸の花色

昨夜からの豪雨で軒下サボテンの花は傷んでしまった。

そこで、昨日まで開花中のパロディアの金晃丸です。

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薄い花色、光を反射してキラキラしています。

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

軒下エビサボテン・コッキネウスの珍しい花色

実生エビサボテンのコッキネウス(Echinocereus coccineus JRT593)、三株目が咲き始めています。

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こんどの苗は白花、幾分小さ目です。しかも、短幹なので、幾分ひっそり感あり。

けれど、大変珍しい花色だそうだ。

ということで、同じフィールドナンバーのコッキネウスが咲き終わりました。

*今期のコッキネウス、薄紅色のパステルカラー花は、こちら。白に紅がさす花は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

牧堰上下流部でカジカガエルの鳴き声を聴く

二年前の豪雨により破壊された黄瀬川堤防工事も完了し、取り付け道路の撤収のみとなってきました。

これで住民の安全は確保されたし、野鳥もまた戻ってくるのではないかな。

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さて、堤防の遊歩道を散歩していると、偶に川の方からコロコロと涼しげな鳴き声が聞こえてきます。

カジカガエルの鳴き声、そのものであった。清流のカエルがここに・・・、嬉しくなった。

そこで、思い出したのが、「沼津雑誌、岩城魁編 明治16年6月発行」, 藍壺潭(あいつぼたん)の次、牧堰の項に”・・・堰中渓蛙多。春夏交。貼水石而鳴。其音琅々有餘響。・・・邦人指渓蛙為河鹿。・・・”。

昔から河鹿蛙が沢山住みついていることで知られていたようだ。

聞こえてきた場所は、”鮎壺の滝”の上流部で、牧堰を挟んだ上下流域。

なるほどねと、ガッテンしました。

*鳴き声を録音しましたが、アップできず残念。

<追記> 百年前の案内書では、鮎壺の滝での河鹿について記述されていた。

「沼津案内 附三島附近名勝、清水正修著、蘭契社 大正八年」の”藍壺の瀧”の項には「・・・特に夏期には河鹿が鳴き。秋には紅葉が照り栄えて、幽邃閑雅である」と記述されていました。

ということは、滝傍・三島園で旦那衆は酒を嗜み、富士を眺め、カジカの鳴き声を聴く・・・絵になります。

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

実生グラキリスの初蕾

二年前に実生したパキポディウム グラキリス(Pachypodium rosulatum ssp. gracilius)の現状報告。

細長い新葉が10枚ほどになり、10株全て順調に生長中です。

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今朝、一番大きな一株に毛玉のようなものが付いているのに気が付きました・・・横から見ると花茎!

同期の恵比寿笑いと同様、意外に早く開花年齢に達するんですね~

今春の植替えは、この細すぎる花茎の決着がついてから。

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因みに、幹が曲がっているのは、昨春植替えしなかため窮屈になった結果です。

なお現在、棘腋から盛んに赤い芽が出てくるのですが、全て摘んで主枝を生長させるようにしてます。

*グラキリスの前回記事(昨年12月)は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

ハキリバチ、古サボテン新天地で巣作り

軒下サボテン歴六十数年のギムノカリキウム新天地、今春蕾が出てこなかった古株のこと。

傷んだ箇所の穴(数ミリ径)でハキリバチが巣作りをしていました。

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写真は新葉を抱えて穴に運ぶ様子(赤矢印が巣穴)。

近くに柔らかい葉の植物があるはず・・・スズラン群落脇のタチツボスミレの若葉を切り取っていました。

巣穴には何重にも巻いた葉の円筒形カプセルが入っているはず。

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十六年ほど前、フェロカクタス真珠の用土穴に葉を運ぶハキリバチを目撃しましたが、乾燥した場所として良いんだろう。

ところで、この傷んだ古株が突如結実し、四年前に実生した二代目、育っています。

*真珠の用土にハキリバチの巣は、こちら

*この新天地古株の最初で最後の果実は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

ロビビアの美花二株

暖かい日差しを浴びて、軒下サボテンのロビビアが咲きだしています。

今日は華やかな二株が開花。

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これはロビビア ゼケリ(Lobivia zecheri、実生12年)。

中白の花弁に赤い雌しべ、惹きつけられます。

ゼケリでも花のタイプは色々なんですが、この株が一番のボリューム感。

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一方、こちらも負けず。ロビビア シンプレックス(L. hertrichiana v. simplex ES142 実生11年)。

花糸の赤、中心部の緑色も加わって、美花の代表格。

鼠色の刺や肌が引きたてています。

以上、美花はこれくらいに。

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*ご訪問ありがとうございました。

軒下エビサボテン コッキネウス二株目が開花

実生10年目になる軒下エビサボテンのコッキネウス(Echinocereus coccineus JRT593)、二株目が開花しました。

白花にピンクがほんのり射して、上品な雰囲気と思います。

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コッキネウスは雌雄別花も有るといわれていているんですが、この株も雄しべ、雌しべとも正常でした。

*薄紅色のパステルカラーの花(一株目)は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

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サボテンの切手帳

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    サボテン切手の一覧です。No reproduction or republication without written permission.

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