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実生14年の恵比寿笑いに、ハキリバチが巣を作り始めていました。
モミジの葉を抱えて、瘤の下へ潜り込んでいます。
実は昨日、新天地の穴(古巣)にも運んでいましたが・・・
スミレと違って葉が長いので穴からモミジがはみ出し、とうとう巣穴が見つからなくなって、うろうろしていました。
今朝は場所替えし、再チャレンジです。
胸部の黄褐色の毛からスミスハキリバチという種であろうと分かった。
*新天地古株の穴にスミレの葉を運ぶハキリバチは、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
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実生11年になるパキポディウム サキュレンタム(Pachypodium sacculentum, 天馬空)の植替えを先月済ましたところです。
新枝が伸び、鉢底から白い根も見えだし一段落。
今季は塊根を3センチ程持ち上げ、浅く植えこんでいます。
それゆえ、堂々たる姿になってきたような気がします。
*このサキュレンタムの全体像(今年3月、植替え前)は、こちら
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ながいずみ観光交流協会にて御城印二種、「長久保城 五大勢力のせめぎ合い」と「秀吉 家康 最終軍機 長久保城」を購入した(1枚300円)。
五大勢力とは1530年~1590年の間、静岡県の富士川から黄瀬川間等で国取り合戦をした、今川(義元、氏真)、武田(信虎、信玄、勝頼)、
北条(氏康、氏政)、豊臣秀吉、徳川家康のことです。
*長久保城については、パンフレット、現地の説明版やネット情報に任せることにして、こんな現地見学コースはどうでしょう!
”コミニティーながいずみ”2Fにて御城印を購入したら、同階の文化財展示館(無料)に回ることをお勧めします。
長久保城で武将たちが使用した煙管、銅銭、鉄砲玉、鉄鏃、カワラケなどが展示されています。
なお愛鷹山麓の旧石器時代(ナイフ形石器他)、縄文時代(土偶他)、弥生時代(土器他)、古墳時代の出土物(金環、金銅製馬具など)も 一堂に閲覧でき、歴史好きにはたまりません。
そして”ながいずみ歴史探検マップ”を頼りに、長久保城や近くの牛が淵、高橋古戦場、鎧ヶ淵,一柳直末公首塚などを回り、当時を想像できればベストです。
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二百五十種以上のサボテンが自生しているアルゼンチンからサボテンの切手が発行されました(2023年4月24日)。
ミニシートはサボテンの姿と花が対となった4種です。説明書と合わせて入手しましたので、ご紹介。
①Stetsonia coryne(Toothpick Cactus):15m高にもなるハシラサボテン。アルゼンチンやボリビア、パラグアイの砂漠と半乾燥林地帯(Chaco-style forests)に自生。キツツキの巣になったり、実を食したり、サボテンフェンスや乾燥した幹はレイン スティックrain sticksに利用されたりしているとのこと。
②Trichocereus terscheckii(Argentine Saguaro):12mほどになるハシラサボテン。枝分かれした姿は燭台似。北西部標高700ー1500mに自生。子供用おもちゃに加工されたりしている。
③Gymnocalycium monnvillei(Barrel cactus):径30cmほどになる薄緑色の玉サボテン。コルドバ、サンルイスの丘陵地帯標高800ー2000mに自生。種子は果肉を食す蟻に運ばれるようです。
④Opuntia quimilo:6mほどになる柱様サボテン。アルゼンチン、ボリビア、パラグアイの半乾燥地帯に自生。北西部のコチニールはニットの染色用グラナgranaとして取引されているとのこと。
以上
*アルゼンチンのサボテン切手の前回記事(化石が眠る月の谷)は、こちら。
*レイン スティックについては、こちら。
*コチニールの前回記事(クロモス)は、こちら。
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夏至の頃のリトープスは新葉の生長が一段と進んできています。
その一つ、六年前に実生した花紋玉系ティッシェリー(Lithops karasmontana v. tischeri C182)の脱皮後の報告です。
写真の通り、今季分頭するものが多く、11苗中9苗が2頭立てになってきました。
赤褐色の頂面は一層赤黒く見え、元気そうで安心。
初花もあったし、三年ぶりの登場となりました。
*三年前のティッシェリー様子は、こちら。
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パキポディウムの恵比寿笑いの一苗を購入して十六年。
スッキリした苗は毎年分枝して、今はごつごつした姿になってます。
記念に当時と同じ向きで撮影。
残念ながら、今年は着蕾すれども開花には至りませんでしたが、継続した実生により、多数の子や仲間とともに育っています。
写真は、花は任せてくださいの実生五~三年苗です。
ということで五千一回記念。昨日の金鯱に続き、長寿のサボタニの報告でした。
*十六年前の姿は、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
*ご訪問ありがとうございました。
今日は本プログ五千回記念日。取りとめもない塵も貴重なものになりました。
そこで記念に、最初に取り上げたサボテン金鯱の胴回りを計測しました。
周囲百六十センチほど、直径五十センチ程になりました。
この間、鉢はそのまま、用土の一部を入れ替えることで十六年。
開花年齢に達し、綿毛も大きく広がり、風格もでてきました。
*十六年前の金鯱君の姿(2007年2月20日)は、こちら。
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脱皮が終わった大津絵は水やり後、生き生きしてきました。
特に、キスキーグラナット(Lithops otzeniana Czesky Granat)は、紫色が一層濃くなっています(今が一番)。
実生八年、殆ど分頭してきました。
強い陽射し負けず、この調子でと願う。
*この鉢の前回時期(21年1月)は、こちら。
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*ご訪問ありがとうございました。
伊豆半島ジオパークの一サイト”鮎壺の滝”の岩のこと。
先日、河原に降りる用事があり、下から滝や周囲を眺める機会を得た。
その際、アオサギが休んでいる岩、コツゴツして、水に浸食されていない大岩の裏(北面)を回ると・・・
稠密な断面に整然とした矢穴の列を発見!
岩を剥ぎ取り、さらに切り出そうとして、中断した痕のようです。
岩の南面は一昨年の大雨の前までは、ヒャクナゲが根を張っていて、周囲の玄武岩とは違う雰囲気を漂わせていたため、注目していました。
矢穴が残る岩はこれで三か所目。今回は岩の運搬口の傍でもあるようだし、最近まで作業していたような生々しさでした。
以上
鮎壺の滝には、自然景観だけではなく、地域の産業、歴史を刻んだ矢穴もあるよという報告です。
*1,2か所目の、オオバンと矢穴石は、こちら。イソシギと矢穴石は、こちら。
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*ご訪問ありがとうございました。