アルゼンチンからサボテン切手四種発行
二百五十種以上のサボテンが自生しているアルゼンチンからサボテンの切手が発行されました(2023年4月24日)。
ミニシートはサボテンの姿と花が対となった4種です。説明書と合わせて入手しましたので、ご紹介。
①Stetsonia coryne(Toothpick Cactus):15m高にもなるハシラサボテン。アルゼンチンやボリビア、パラグアイの砂漠と半乾燥林地帯(Chaco-style forests)に自生。キツツキの巣になったり、実を食したり、サボテンフェンスや乾燥した幹はレイン スティックrain sticksに利用されたりしているとのこと。
②Trichocereus terscheckii(Argentine Saguaro):12mほどになるハシラサボテン。枝分かれした姿は燭台似。北西部標高700ー1500mに自生。子供用おもちゃに加工されたりしている。
③Gymnocalycium monnvillei(Barrel cactus):径30cmほどになる薄緑色の玉サボテン。コルドバ、サンルイスの丘陵地帯標高800ー2000mに自生。種子は果肉を食す蟻に運ばれるようです。
④Opuntia quimilo:6mほどになる柱様サボテン。アルゼンチン、ボリビア、パラグアイの半乾燥地帯に自生。北西部のコチニールはニットの染色用グラナgranaとして取引されているとのこと。
以上
*アルゼンチンのサボテン切手の前回記事(化石が眠る月の谷)は、こちら。
*レイン スティックについては、こちら。
*コチニールの前回記事(クロモス)は、こちら。
*ご訪問ありがとうございました。
« 花紋玉系ティッシェリー、ほとんど分頭 | トップページ | ついに発売!長久保城の御城印 »
「切手」カテゴリの記事
- カーボベルデCarbo verdeのアロエ切手(2023.09.03)
- アルゼンチンからサボテン切手四種発行(2023.06.23)
- 自然界の幾何学模様シリーズ、六角形(2023.06.14)
- 南部アフリカのバオバブの受粉仲介者はオオスカシバが関与か(2023.05.27)
- 塩湖のバオバブBaobab切手(2023.03.27)
「切手・多肉、サボテン」カテゴリの記事
- アルゼンチンからサボテン切手四種発行(2023.06.23)
- 絶滅危惧種切手2023年にアロエ フェロックス(2023.04.28)
「サボテンの切手」カテゴリの記事
- アルゼンチンからサボテン切手四種発行(2023.06.23)
- 自然界の幾何学模様シリーズ、六角形(2023.06.14)
- 塩湖のバオバブBaobab切手(2023.03.27)
- イスラエル・メキシコ外交70周年記念(2023.01.03)
- ブラジルからサボテン・多肉植物切手(2022.12.14)
コメント