サボテンの華

  • Lobivia aurea v shaferi R151
    サボテンの花や棘などの写真集です。 異空間の魅力を覗いてみました。 どうぞ。

サボテンと生き物

  • 蟻とタヨペンシスの花
    サボテンや多肉植物に集まってきた昆虫などの写真です。 小さなフレームですが、色々な生き物と遭遇しました。

アルゼンチンからサボテン切手四種発行

二百五十種以上のサボテンが自生しているアルゼンチンからサボテンの切手が発行されました(2023年4月24日)。

ミニシートはサボテンの姿と花が対となった4種です。説明書と合わせて入手しましたので、ご紹介。

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①Stetsonia coryne(Toothpick Cactus):15m高にもなるハシラサボテン。アルゼンチンやボリビア、パラグアイの砂漠と半乾燥林地帯(Chaco-style forests)に自生。キツツキの巣になったり、実を食したり、サボテンフェンスや乾燥した幹はレイン スティックrain sticksに利用されたりしているとのこと。

②Trichocereus terscheckii(Argentine Saguaro):12mほどになるハシラサボテン。枝分かれした姿は燭台似。北西部標高700ー1500mに自生。子供用おもちゃに加工されたりしている。

③Gymnocalycium monnvillei(Barrel cactus):径30cmほどになる薄緑色の玉サボテン。コルドバ、サンルイスの丘陵地帯標高800ー2000mに自生。種子は果肉を食す蟻に運ばれるようです。

④Opuntia quimilo:6mほどになる柱様サボテン。アルゼンチン、ボリビア、パラグアイの半乾燥地帯に自生。北西部のコチニールはニットの染色用グラナgranaとして取引されているとのこと。

以上

*アルゼンチンのサボテン切手の前回記事(化石が眠る月の谷)は、こちら

*レイン スティックについては、こちら

*コチニールの前回記事(クロモス)は、こちら

*ご訪問ありがとうございました。

自然界の幾何学模様シリーズ、六角形

ベルギーから自然の中の幾何学模様シリーズ切手(2018年~)最後として六角形が取り上げられていた(2022年3月21日発行)。

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シート中央部分の図案は具体的には分かりませんが、周囲の切手4枚はパイナップルの皮。ハチの巣、蝶の卵、そしてサボテンらしき植物。

六角形は沢山あると思うのですが、へ~蝶の卵!

そこで思い出したのが、クズの花序に産み付けらていたウラギンシジミの卵。

殻が六角形の集合体になっています。

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昨年9月、”鮎壺の滝”の遊歩道で見かけ、このチョウの生態を一生懸命撮っていたのが役に立ちました(写真は雄蝶)。

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*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

塩湖のバオバブBaobab切手

久しぶりにバオバブ切手の話題です。

ボツワナBotswanaの人気スポットの一つ、北部のマカディカディ塩湖のバオバブが切手に登場していました(2019年)。切手タグのボツワナ地図右上、白抜き部分の赤点が当地になります

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この塩湖の中央、2キロ四方の小島クブ島(Kubu island)には、バオバブが数多く自生(75本)しているとのこと。

しかも、強風で変形し、特異な景観を作っているとのこと。欧米ツーリストには人気らしい。

切手デザインのバオバブ(Adansonia digitata)は、優等生の姿になっていますが。

ともあれ、TVでも紹介されていず、海外旅行もままならないので、画像検索Kubu Island*Baobabで気を紛らわせています。

なお、モルドバからの封書には植物園のサボテンの花4種(2022,8.12発行)、Cryptocereus anthonyanus,  Opuntia phaeacantha, Mammilaria magnimammaが貼られていた。

この配慮が嬉しい。

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*ボツワナのマカディカディパン国立公園(Makgadigadi Pans National Park)内、塩湖のバオバブについては、こちら

*画像はクリックで拡大します。

<追記>

TV”世界ふしぎ発見!”夏休みスペシャル(2023年7月22日)は、このマカディカディ大塩湖が話題でした。関東平野に匹敵する広さとか、聖なる島”クブ島”のバオバブの実を食したり、人類は20万年前、この大塩湖付近で発生したとか紹介されていました。

*ご訪問ありがとうございました。

イスラエル・メキシコ外交70周年記念

趣味のサボタニ切手の話題。

イスラエルとメキシコ外交関係樹立70周年記念切手が昨年9月13日に発行された。

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図案を眺めると、2羽の鳥はメキシコの象徴イヌワシ(Mexican Golden eagle、Aquilla chrysaetos)とイスラエルの国鳥ヤツガシラ(Eurasian Hoope)。

そしてサボテン2種 ウチワサボテン(prickly pear cactus)と メキシコ固有種ステノケレウス属のハシラサボテン碧塔(Stenocereus dumortieri)。チランジアが着生することで有名らしい。 

花も2種描かれているが、アネモネ(イスラエル国花)、ダリア(メキシコ国花)とは違うようだ。

国際郵便が湿潤状態で送られてきたため、図案が歪んでいるのが痛い。

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

ブラジルからサボテン・多肉植物切手

久しぶりにサボタニ切手の話題。ブラジルから、今年9月22日に発行されたサボテン2種、多肉2種の切手が届きました。

貼付画像として、パンフレットの表紙。

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それによると、

サボテンは ①ユーべニア属ペクチニフェラ亜種フラビスピナ(Uebelmannnia pectinifera subsp. favisoina)、ブラジル名はQuiabo-da-lapa

 ミナスジェライス州Minas Gerais のディアマンチーナDiamantina-MGに自生し、黄色の刺を有する珍種とのこと

② リトープス 紫勲(Lithios lesliei)。 ブラジル名planta-pedra。ナミビア、南ア産なのにどうして掲載? 擬態や地域毎の多様性を説明していました。

③ ヤマカル柱(Cereus jamacaru)。 ブラジル名Mandacaru。 ブラジルの半乾燥地帯に自生。10mほどの高さ、白い大輪花でコウモリや蛾で受粉。 化粧品や食品産業で注目されているようだ。

④ アガベ サイザ(Agave sisalana)。ブラジル名 Sisal。ブラジルがサイザル麻の一大産地。搾汁後の残渣(バガス)は、生物殺虫剤やナノセルロース、バイオガス方面でも注目されているようだ。

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*ご訪問ありがとうございました。

イスラエルのサボテン切手2022年

今年2月15日、イスラエルからサボテン科5種の切手が発行されました。

花付き、タグ付きサボテン切手です・・・

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オプンチア、マミラリア、フェロカクタス、エキノプシス、テロカクタスと花です。

種名まで記載していないので、・・・・この黄花種は何だろう? もやもや感が残るのは浅学ゆえか。

ともあれ、写真はクリアーな、タブ付きサボテン切手です。

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*ご訪問ありがとうございました。

絶滅危惧種のサボテン切手2022年

国連ウィーン事務局から、絶滅危惧種切手シリーズとして12種が3月3日に発行されました。

今年はパナマを含む中南米及びカリブ海地域に自生する種となっています。

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12種の内、2種がサボテン、"nigtht-blooming cereus(Hylocereus triangularis, Appendix II,三角柱) と”barbwire apple-cactus(Acanthocereus tetragonus ,Appendix II、五稜閣)。

その実は食用になり、野生種が乱獲や観賞用として収集されていているとのこと。

三角柱などは、ジャマイカやバージン諸島のカリブ海諸国では代表的なサボテンとして切手に登場し、”THE CACTUS FAMILY, E F Anderson、2001"には、それぞれ広く分布しているとのことでしたが、20年経ると絶滅危惧!となっているとは!

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

コチニールのクロモス

最近、クロモカード(クロモス)というものを入手した。ドイツの科学者フォンリービッヒが発明した牛肉エキスの濃縮スープの販促カードとのこと。リービッヒは高校時代化学で知ったリービッヒ冷却管の人です。

多種多様の石版印刷カードが発行されているようですが、今回はサボテンに関する6枚1組のカードで、1907年イタリアから発行されたものです。

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内1枚はウチワサボテン(Opuntia ficus-indica)につく、エンジ虫の採取風景を描いたものでした(場違いな?濃縮スープの瓶詰も)。

エンジ虫のオス、細長い有翅の赤い姿を初めて知りました。

雌のカイガラムシを乾燥させ、コチニール色素(カルミン酸)を採取するわけです。

ところで、絵に描かれた土地は何処なんだろうか?

ペルーが主要生産国(84%程)で、ついでカナリア諸島(Las Palmas)となり、エクアドルやチリ、ケニア、西インド諸島でも生産している。

赤い帽子やスカートの民族衣装、モスクらしき建物は、ペルーではなさそうだが、何処の国なんだろうか?

ということで

エンジ虫に関する100年以上前のカードからの話題でした。

*ペルーのエンジ虫の切手については、こちら

カナリア諸島のサボテン、コチニールについては、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

 

”化石が眠る月の谷” 大サボテンもあるよ

今朝の日経 'The STYLE' に「化石が眠る月の谷 アルゼンチン」の写真が載っていました。

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三畳紀にできた奇岩がそびえ立つ景観・・・見たことある!イスチグアラスト州立公園Parque Provincial Ischigualasto(Valle De La Luna)

写真は縦型だが・・・パノラマにしたのが、2003年 アルゼンチンから発行された上の切手。

そう、この荒涼とした砂漠「月の谷」の右端に大サボテン カルドンがそびえ立っています。

サボテン好きには、このアルゼンチンを代表するカルドン・黄鷹がないと様になりません。

ということで

この切手再登場しました。前回記事(2010年8月、グーグルアース情報もあり)は、こちら

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*ご訪問ありがとうございました。

 

2021年夏のグリーティング切手にサボテン登場

趣味のサボテン切手の話題、久しぶり。

今夏のグリーティング切手 シール式63円郵便切手シートにサボテン登場。

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鉢植えの赤花ウチワサボテンと玉サボテン。

6月1日発行でしたが・・・郵便局で購入できました。

夏のビーチのイメージとしてカラフルなポップモチーフ全体に散りばめて、元気で楽しい夏を表現しているとのこと

余白の南国の植物、緑の葉も爽やか、風を感じました。

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ちなみに、他の意匠は、アイス、オープンサンド、バスケット、サンダル、貝、太陽とサングラス、魚たち、アボガド・トマト・バナナ、レモンスカッシュです。

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

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サボテンの切手帳

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    サボテン切手の一覧です。No reproduction or republication without written permission.

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