サボテンの華

  • Lobivia aurea v shaferi R151
    サボテンの花や棘などの写真集です。 異空間の魅力を覗いてみました。 どうぞ。

サボテンと生き物

  • 蟻とタヨペンシスの花
    サボテンや多肉植物に集まってきた昆虫などの写真です。 小さなフレームですが、色々な生き物と遭遇しました。

三楽巣からの鮎壺の滝

伊豆半島ジオパーク”鮎壺の滝”の絵葉書から見た歴史研究(郷土の偉人)の報告です。

貼付絵葉書タイトルは「三楽巣ヨリ富岳及び鮎壷ノ眺望」(三島驛鮎壷、蘭契社発行)で、元陸軍大将・井口省吾氏(安政2-大正14年)から投函された大正13年3月16日付実逓便です。

13

この絵葉書は井口邸の庭から撮られた眺望です。なお前年、徳富蘇峰氏宛にも同じ絵葉書が投函されていたことがわかりました*1。

撮影場所は、現在の”鮎壺の架け橋”下流で、中州の松林や木橋の牧堰橋の様子が一望され様子から、黄瀬川が南西方向に蛇行した付近と推察。

・・・100年後の現在、その付近はマンションや宅地造成で面影はないわけですが・・・20年ほど前まで残っていた、瀟洒な2階建ての木造建屋(水明荘)かも知れない。

なお調査中、井口氏は当時、地区の”長泉乃木講”を主催しており、同時期在住していた実業家・安生慶三郎氏も顧問として協同していたことも判りました*2。

*1「坂の上の雲」の群像展(平成23年1月5日~11月30日、徳富蘇峰記念館目録より。

*2「長泉村之各種 郷土の研究」、長泉尋常高等小学校より

*鮎壺の滝の絵葉書、安生慶三郎氏に関する前回記事は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

”鮎壺の滝”で、ハートマーク岩

マニアックな地元ネタ。今朝は伊豆半島ジオパークの一サイト”稲荷神社”境内での清掃ボランティア。アラカシの実がずっしりと重く、ヘトヘトになった。

午後、鮎壺の滝へ散歩。滝直下の大岩の表情がいつもと違っていた。

2311

そう、岩にハートマークが浮き出ていました!

2311_20231123171701

普段、午前中に出かけているので全く気が付かなかった。写真を見直すと、うっすらと痕跡を確認。

23111122

傍の斜面では、紅葉のハート。記念に一枚撮った。

2311_20231123165601

ということで、そこに愛があった愛壺の滝、一歩近づいた。

*鮎壺の滝のハートマーク(植物編)は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

”鮎壺の滝”の水生昆虫について

伊豆半島ジオパークの一サイト、”鮎壺の滝”の水生昆虫について。

春先、セグロセキレイが滝上の河原で、トビケラやカワゲラ等の川虫を啄み、雛の餌として巣に帰るところを目撃しました。

それならばと、川沿いの遊歩道を散歩の際、成虫がいるか注意していて、現在六種ほど確認してます。

その代表例をご紹介。

2309_20230915184101

これはシロタニガワカゲロウ亜成虫の雌。赤いゴーグル眼を初めて確認。

2309_20230915191501

こちらはシロタニガワカゲロウ、雄成虫。白目に周囲の赤褐色のリングを確認。

2309_20230915184601

こちらは、チラカゲロウの亜成虫。結構大きく、面妖な頭部にギョッとしました。

2309_20230915184901

蛾と紛う様に飛び、アラカシの樹に止まった姿が、分かりずらかったヒゲナガカワトビケラ。触角が結構長いです。

以上、この夏、滝付近の草地で目撃した水生昆虫の現況です。

*画像はクリックで拡大します。

*セグロセキレイとフタツメカワゲラの記事(今年5月)は、こちら

*ご訪問ありがとうございました。

”鮎壺の滝”の中州、1年後

昨年八月の豪雨以来、滝壺では丸石が溜まり、小さな中州が形成されていました。

その中州(黄、赤矢印の間)が、やっと消失しました。

2307_20230727111201

その間、小さくなったり、大きくなったりしてきましたが、六月三日の豪雨(水位4m以上)で底石が動いた影響かも。

現在の水位は-35cm(下流の観測所)、中央大岩の下部も以前と同じ姿になり、ホッとしています。

そして、今朝は藍壺。

*中洲形成時(昨年八月三日)の様子は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

 

鮎壺の滝と国際宇宙ステーション(2)

マニアックな地元ネタ。伊豆半島ジオパーク”鮎壺の滝”と国際宇宙ステーション(ISS)のコラボ写真を試行錯誤中。

今週初め、方角、天候、時間帯も良好のようなので出かけた。

ところが、事前確認したカメラ位置を変更したため、肝心の滝が写らなかった失敗をしてしまった。

2212_20221207115901

・・・見直すと、光跡が滝涯の一本松と富士山とのセットになっていたのが救い。

これが事前にイメージできるようにしなければと反省。

一方、光跡をたどると、ミステリアスな写真となっていた。偶然、面白いな~

*”鮎壺の滝”と国際宇宙ステーションの前回記事は、こちら

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

文化祭に”鮎壺の滝の恵み”を報告

マニアックな地元ネタ。

コロナ禍の二年間、”鮎壺の滝”への散歩中に撮りためていた動植物写真を、地元の文化祭でパネル展示しました。

地元人でも、富士山と三島溶岩流の滝姿、1万年前からの絵葉書的風景をサッと眺めて終わりですが・・・

そこに自生する植物や訪れる野鳥も知ると、イキイキしたジオサイトの滝景色となるのではないかな~と思って報告。

といっても、街中のジオサイトゆえ、固有種は皆無ですが、野鳥は渡り鳥、小鳥など50数種を確認できました。

2211_20221116192802

上写真は滝直下の岩、小魚を捕らえたカワセミ。小魚もいるんだ、清流なんだな~

こちらは、河原の溶岩床の水たまりで、水浴びするイソシギ。 頬が緩むな~

2211_20221116192801

というような、大きな景色の中に、溶け込んでしまいがちな生姿を例示しました。

なお現在、滝傍では公園工事や護岸工事が進行中のため、野鳥には厳しい環境になっています。

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

”鮎壺の滝”の中州形成

マニアックな地元ネタ。最近、伊豆半島ジオパーク”鮎壺の滝”の河原の様子に変化がみられています。

20センチ程度の河原石が積み重なった中州が、滝壺にある矢穴石(黄丸)に向かって伸びだしています(写真上は今日、下は今年2月14日の様子)。

2208_20220803144801

考えられることは、① 昨年7月3日の豪雨により滝壺の大岩が動いたことと、②今年から始めている滝上の護岸工事で、河床の石が不安定になっていたこと、③ 先月19日の増水で流れた小石が堆積したことなど。

何しろ、このような状態は、初めてのことで驚いています。

参考までに、下は昨年2月14日の様子(別角度)です。矢穴石(黄丸)付近は激流で、オオバンが駆けて渡っているところです。

2208_20220803144802

ともあれ、動いた石は再び流されるので、次の増水までの一時の姿かもしれない。

*ご訪問ありがとうございました。

*画像はクリックで拡大します。

沼津公園内の市営水族館のこと

マニアックな地元ネタです。なお、沼津港深海水族館のことではありません。

古いい沼津市商工観光課発行、市内名所旧蹟のパンフレット「沼津」に記載されていた市営水族館のことです。

Photo_20220514200801

この水族館については情報が少ないため、建物入口写真を貼付しました。

Photo_20220514200802

説明文によると、数十種類の魚や大海亀が六角水槽やレクレーションプール内で遊泳していたようです。展望台、プール、児童遊戯施設等も設備されていたとのこと。

入場料小人10円、大人20円・・・懐かしいな~

ところで、この水族館については情報少なく、この冊子は一体いつ頃の発行されたんだろうか・・・

民衆駅の沼津新駅舎は昭和28年3月竣工、市公会堂の竣工は昭和28年7月、市立病院新築は昭和30年7月、名所”藍壺の滝”(現在は鮎壺の滝)の中州、松の樹冠は昭和30年頃の絵葉書(新三島八景 藍壺の滝)と合致。

Photo_20220514200803

さらに、同じ発行所の冊子”ぬまづ”(昭和29年3月印刷)とほぼ同じ表現で名所を説明しており、その近い頃に発行されたものと推察しました。

ということで、

地元名所の昭和レトロの姿の紹介でした。

*各リンク先は、関連するブログ記事です

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました。

鮎壺の滝で、国際宇宙ステーションを撮る (第一歩)

マニアックな地元ネタでの夢。

上空400km以上で地球を回っている国際宇宙ステーションISSとのコラボ・・・伊豆半島ジオサイト”鮎壺の滝”と宇宙ステーションの光跡を撮りたいと思っています。

街灯や月に照らされる夜の滝も良いかと思うんですが(それすら写真は全く見たこともありません)・・・

それならば、一石二鳥。#きぼうをみようという試み・・・俯角視線の地元名所から宇宙への仰角視線に広げるということ。

なお、滝上空を飛ぶ”きぼう”を眺めることは、タイミングさえ合えば可能ですが、方向と仰角、時間帯など合わなければ一枚に収めることができません。

ということで、天候も含めた撮影タイミングは直接的な問題、ついで努力が必要な撮影技術、それらを支える根気と熱意か肝心かな

2_20220505105901

今回の写真は、その第一歩です(誕生日、2022年2月5日18時43分頃)

・・・上手くゆけば、流星群とのコラボしたい・・・絵でも良いかも 

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました

ヒトツバタゴの並木 満開!

新幹線三島駅近くの”池田ひいらぎ通り”の街路樹が、雪を被ったような状態になってきました。

Photo_20220501101402

モクセイ科落葉広葉樹ヒトツバタゴ(Chinonanthus retusus)、別名ナンジャモンジャノキと言われ、絶滅が危惧されるほど少ないようです

数年前の開通時に植えられた60本ほどが、目に留まるようになりました(地元人もビックリの穴場)。

Photo_20220501101401

総状花序の細い花びらはの見ごろは1週間ほどしかないようです

雪を被った富士山とのツーショット あるいは

人気ハンバーグ店”さわやか”で食事しながら、眺めるのもいいかもしれない

更に、予約待ちの間、近くの伊豆半島ジオサイト”鮎壺の滝”に寄って行くのも良いかも

*画像はクリックで拡大します。

*ご訪問ありがとうございました

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

サボテンの切手帳

  • Opuntia basilaris
    サボテン切手の一覧です。No reproduction or republication without written permission.

多肉植物の切手帳

  • Adansonia digitata 2004
    多肉植物切手の一覧です。No reproduction or republication without written permission.
無料ブログはココログ