サボテンの華

  • Lobivia aurea v shaferi R151
    サボテンの花や棘などの写真集です。 異空間の魅力を覗いてみました。 どうぞ。

サボテンと生き物

  • 蟻とタヨペンシスの花
    サボテンや多肉植物に集まってきた昆虫などの写真です。 小さなフレームですが、色々な生き物と遭遇しました。

カーボベルデCarbo verdeのアロエ切手

昨夜、バスケットボール男子W杯順位決定リーグでにおいてカーボベルデに競り勝ち、来年のパリ五輪出場を決めました!

TV観戦しましたが、久しぶりのカーボベルデ共和国でしたので・・・趣味の多肉植物切手の話題。

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貼付画像は、ポルトガル領時代に発行された(1958年)、アロエ ベラ(Aloe Vera)の切手です。

薬用植物として取り上げられていました。

現在、産業として利用されているのかどうかの状況は、残念ながら不明です。

なお、バスケットボールと多肉切手といえば、奇想天外がシュートしている切手(アンゴラ共和国発行)がピカ一です。

*画像はクリックで拡大します。

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アルゼンチンからサボテン切手四種発行

二百五十種以上のサボテンが自生しているアルゼンチンからサボテンの切手が発行されました(2023年4月24日)。

ミニシートはサボテンの姿と花が対となった4種です。説明書と合わせて入手しましたので、ご紹介。

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①Stetsonia coryne(Toothpick Cactus):15m高にもなるハシラサボテン。アルゼンチンやボリビア、パラグアイの砂漠と半乾燥林地帯(Chaco-style forests)に自生。キツツキの巣になったり、実を食したり、サボテンフェンスや乾燥した幹はレイン スティックrain sticksに利用されたりしているとのこと。

②Trichocereus terscheckii(Argentine Saguaro):12mほどになるハシラサボテン。枝分かれした姿は燭台似。北西部標高700ー1500mに自生。子供用おもちゃに加工されたりしている。

③Gymnocalycium monnvillei(Barrel cactus):径30cmほどになる薄緑色の玉サボテン。コルドバ、サンルイスの丘陵地帯標高800ー2000mに自生。種子は果肉を食す蟻に運ばれるようです。

④Opuntia quimilo:6mほどになる柱様サボテン。アルゼンチン、ボリビア、パラグアイの半乾燥地帯に自生。北西部のコチニールはニットの染色用グラナgranaとして取引されているとのこと。

以上

*アルゼンチンのサボテン切手の前回記事(化石が眠る月の谷)は、こちら

*レイン スティックについては、こちら

*コチニールの前回記事(クロモス)は、こちら

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自然界の幾何学模様シリーズ、六角形

ベルギーから自然の中の幾何学模様シリーズ切手(2018年~)最後として六角形が取り上げられていた(2022年3月21日発行)。

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シート中央部分の図案は具体的には分かりませんが、周囲の切手4枚はパイナップルの皮。ハチの巣、蝶の卵、そしてサボテンらしき植物。

六角形は沢山あると思うのですが、へ~蝶の卵!

そこで思い出したのが、クズの花序に産み付けらていたウラギンシジミの卵。

殻が六角形の集合体になっています。

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昨年9月、”鮎壺の滝”の遊歩道で見かけ、このチョウの生態を一生懸命撮っていたのが役に立ちました(写真は雄蝶)。

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*画像はクリックで拡大します。

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南部アフリカのバオバブの受粉仲介者はオオスカシバが関与か

趣味の多肉植物切手の話題。貼付シートは、南アのバオバブ専門家サラ ベンダー博士(Dr. Sarah venter)とボツワナ国立博物館が協力して発行したものです(2022年12月8日)。

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シートにはオオスカシバ(Hawk moth)がバオバブの花の蜜を吸う姿が描かれています。受粉仲介者は、東アフリカや西アフリカのオオコウモリ(fruits bats)とは異なることを示しています。

各切手図案、2プラ(pula)は、グリーンのバオバブ:探検家グリーン兄弟が樹皮に日付(1828-1859)を刻んだ。塩田ガシャパン(Gatsha Pan)にある。

7プラ切手:ベインス(Thomas Baines)のバオバブ(Baine's baobab)。クディアカム塩田(Kudiakam)北東部に自生。樹齢千年。

9プラ切手:クブ島Kubu islandのバオバブ。最近紹介したマカディカディパン(Makgadikgari Pan)の花崗岩上に自生しています。

10プラ切手:カサネ刑務所Kasanaとバオバブ郵便局の様子とのこと。このバオバブの場所は、鉱山労働者の募集ステーション、囚人輸送公用車両と郵便配達の発着場として利用されていたとのこと。バオバブの木の空洞は独房として使用され、窓や換気孔の様子も写っています。

オーストラリアのバオブでも独房として使われたとのことですが、・・・

ともあれ、バオバブの木を眺めると、心が落ち着きます。

*べインズのバオバブ切手についての前回記事(2019年2月9日)は、こちら

*クブ島のバオバブ切手についての前回記事(2023年3月27日)は、こちら

*オーストラリア ダービーのBaob prison treeの話題については(2008年9月3日)、こちら

塩湖のバオバブBaobab切手

久しぶりにバオバブ切手の話題です。

ボツワナBotswanaの人気スポットの一つ、北部のマカディカディ塩湖のバオバブが切手に登場していました(2019年)。切手タグのボツワナ地図右上、白抜き部分の赤点が当地になります

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この塩湖の中央、2キロ四方の小島クブ島(Kubu island)には、バオバブが数多く自生(75本)しているとのこと。

しかも、強風で変形し、特異な景観を作っているとのこと。欧米ツーリストには人気らしい。

切手デザインのバオバブ(Adansonia digitata)は、優等生の姿になっていますが。

ともあれ、TVでも紹介されていず、海外旅行もままならないので、画像検索Kubu Island*Baobabで気を紛らわせています。

なお、モルドバからの封書には植物園のサボテンの花4種(2022,8.12発行)、Cryptocereus anthonyanus,  Opuntia phaeacantha, Mammilaria magnimammaが貼られていた。

この配慮が嬉しい。

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*ボツワナのマカディカディパン国立公園(Makgadigadi Pans National Park)内、塩湖のバオバブについては、こちら

*画像はクリックで拡大します。

<追記>

TV”世界ふしぎ発見!”夏休みスペシャル(2023年7月22日)は、このマカディカディ大塩湖が話題でした。関東平野に匹敵する広さとか、聖なる島”クブ島”のバオバブの実を食したり、人類は20万年前、この大塩湖付近で発生したとか紹介されていました。

*ご訪問ありがとうございました。

イスラエル・メキシコ外交70周年記念

趣味のサボタニ切手の話題。

イスラエルとメキシコ外交関係樹立70周年記念切手が昨年9月13日に発行された。

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図案を眺めると、2羽の鳥はメキシコの象徴イヌワシ(Mexican Golden eagle、Aquilla chrysaetos)とイスラエルの国鳥ヤツガシラ(Eurasian Hoope)。

そしてサボテン2種 ウチワサボテン(prickly pear cactus)と メキシコ固有種ステノケレウス属のハシラサボテン碧塔(Stenocereus dumortieri)。チランジアが着生することで有名らしい。 

花も2種描かれているが、アネモネ(イスラエル国花)、ダリア(メキシコ国花)とは違うようだ。

国際郵便が湿潤状態で送られてきたため、図案が歪んでいるのが痛い。

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*ご訪問ありがとうございました。

ブラジルからサボテン・多肉植物切手

久しぶりにサボタニ切手の話題。ブラジルから、今年9月22日に発行されたサボテン2種、多肉2種の切手が届きました。

貼付画像として、パンフレットの表紙。

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それによると、

サボテンは ①ユーべニア属ペクチニフェラ亜種フラビスピナ(Uebelmannnia pectinifera subsp. favisoina)、ブラジル名はQuiabo-da-lapa

 ミナスジェライス州Minas Gerais のディアマンチーナDiamantina-MGに自生し、黄色の刺を有する珍種とのこと

② リトープス 紫勲(Lithios lesliei)。 ブラジル名planta-pedra。ナミビア、南ア産なのにどうして掲載? 擬態や地域毎の多様性を説明していました。

③ ヤマカル柱(Cereus jamacaru)。 ブラジル名Mandacaru。 ブラジルの半乾燥地帯に自生。10mほどの高さ、白い大輪花でコウモリや蛾で受粉。 化粧品や食品産業で注目されているようだ。

④ アガベ サイザ(Agave sisalana)。ブラジル名 Sisal。ブラジルがサイザル麻の一大産地。搾汁後の残渣(バガス)は、生物殺虫剤やナノセルロース、バイオガス方面でも注目されているようだ。

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プヤ ライモンディーの雄姿です

趣味の切手に関する話題です。

チリ原産、パイナップル科のプヤ チレンシスが”あわじグリーン館”で三株同時開花という新聞ニュースがありました。

国名を冠しているので、チリの象徴的な大型植物だと判ります。

サボテンでは? エリオシケ チレンシスKF3を10年前に実生しましたが・・・いつ咲くのだろうかというトホホ状態。

そこで、プヤ属についてボリビアのプヤ ライモンディ(Puya raimondii)の植物切手を紹介したことを思い出し・・・

更に先月、ペルーのワスカラン山群に遠征した人と会話した機会がありましたので、ライモンディの切手です。

Puya-raimondi

貼付切手(1989年発行)はワスカラン(Huascaran)国立公園内の雄姿です。

一回結実性とのことで、この後枯れ死するようです。

「幻の植物」、一度は見上げてみたい。

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イスラエルのサボテン切手2022年

今年2月15日、イスラエルからサボテン科5種の切手が発行されました。

花付き、タグ付きサボテン切手です・・・

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オプンチア、マミラリア、フェロカクタス、エキノプシス、テロカクタスと花です。

種名まで記載していないので、・・・・この黄花種は何だろう? もやもや感が残るのは浅学ゆえか。

ともあれ、写真はクリアーな、タブ付きサボテン切手です。

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絶滅危惧種のサボテン切手2022年

国連ウィーン事務局から、絶滅危惧種切手シリーズとして12種が3月3日に発行されました。

今年はパナマを含む中南米及びカリブ海地域に自生する種となっています。

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12種の内、2種がサボテン、"nigtht-blooming cereus(Hylocereus triangularis, Appendix II,三角柱) と”barbwire apple-cactus(Acanthocereus tetragonus ,Appendix II、五稜閣)。

その実は食用になり、野生種が乱獲や観賞用として収集されていているとのこと。

三角柱などは、ジャマイカやバージン諸島のカリブ海諸国では代表的なサボテンとして切手に登場し、”THE CACTUS FAMILY, E F Anderson、2001"には、それぞれ広く分布しているとのことでしたが、20年経ると絶滅危惧!となっているとは!

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